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臨時国会がきょう召集されます。“文通費”の見直しについては、今国会での法改正が見送られるとの見方が強まっています。

　臨時国会はきょうから２１日までの１６日間の会期で行われ、召集日のきょうは、岸田総理による所信表明演説が行われます。

　岸田内閣で初めての本格的な国会論戦となる予算委員会は１３日から始まる見通しで、政府が新たに取りまとめた経済対策の裏付けとなる補正予算案や、新型コロナウイルスの「オミクロン株」への対応などが議論されます。

　また、国会議員に月額１００万円支給される文書通信交通滞在費の見直しを巡っては、日割り支給を可能にする点では与野党で一致したものの、野党側が使いみちの公開なども含めて法改正することを主張してます。このため、今国会での法改正は見送られるとの見方が強まっていますが、引き続き各党で協議される予定です。